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クラウド、IDC、ISP事業者などに対してシステムマネジメント、セキュリティマネジメント、ヘルプデスクの各種ICT関連サービスを提供する興安計装株式会社（本社：愛媛県松山市、代表取締役社長：松田 和重、以下当社）は本日、システム運用の自動化サービス等を提供する株式会社フィックスポイント（本社：東京都渋谷区、代表取締役：三角 正樹、以下フィックスポイント）の事業に出資し、ビジネスにおけるさらなる協業を推進していくことを発表します。

当社は25年以上にわたってMSPサービス（※）を提供してまいりました。日々の運用手順の整備や、手順書を徹底順守するオペレータ教育により、多くのお客様のシステム課題を解決し、サービスの安定稼働を守り続けています。そして2022年より、当社の強みである運用手順書の作成ノウハウをフィックスポイントが提供する「Kompira」に取り入れ、MSPサービスの運用を開始したことで、より効果的な自動化を実現しました。

今後は、双方のエンジニアの共同育成にも力を入れていく方針であり、両社のエンジニアが交流することで当社では自動化専門のエンジニアを、フィックスポイントではMSPの要件に適合したサービスの開発を行うエンジニアを強化していくといった相乗効果の創出を念頭に置いています。

※「MSP（Managed Service Provider）サービス」とは、お客様が運用するITシステムの監視、保守、および障害時の復旧作業などを代行するサービスのことです。

株式会社フィックスポイント 代表取締役 三角 正樹様のコメント
「IoTや5Gなどの新しい技術や、スマートシティ、Society5.0などの新しい領域で、管理対象のシステムが爆発的に増加することが想定され、今までの人力による運用では限界があり、新しい運用の仕組みの構築が急務となっております。運用業務の知見が深い興安計装様と、今回の提携を機により新しい運用の仕組みの構築に邁進してまいります。」

興安計装株式会社 代表取締役社長 松田 和重のコメント
「フィックスポイント様とは当社へのKompira導入から長いお付き合いがあり、今回の出資により、両社の協業を通じてお客様にさらなる付加価値をご提供できるものと確信しております。システム運用の一次オペレーションを自動化することで、人手による運用工程の削減、品質の均一化、そして迅速な対応を実現することができます。さらには、たとえば各種センサーやカメラとの連携によるオンサイト保守など、リアルな世界での自動化も視野に入れていく予定です。」